「過剰な」サービス?
どうも、トレーナーです。
ある朝、運転中のこと。
家の近くの小学校付近を通っていました。午前8時ころだったと思います。
登校の時間帯だったので、学校前の押しボタン信号が赤になり、停車。
そこには1人の小学生と、交通安全の旗を持った、おそらくその学校の校長先生が。
その先生は小学生が渡った後、僕のいる方向と、対向車に向かって最敬礼でお辞儀を。
礼儀正しい先生だな、と思ったと同時に、少し違和感を覚えました。
かなりひねくれた考えかもしれませんが、書きます。
児童が横断歩道を通るために、押しボタンを押して信号を変えるのは当たり前のこと。
ドライバーがそれに応じるのも、当たり前のこと。そこまで深いお辞儀が必要なのか?と。
この先生は、信号を止めたことでドライバー側に迷惑をかけていると思っているではないか、と。
そこまでお辞儀をしないと、こっちが納得しないと思われたのか、と少しさびしい気持ちを覚えました。
教育現場で居たので分かります。
教員はこうあるべき。地域の方々に少しでも悪い印象を与えてしまうと、信頼を失ってしまう。
同じ不祥事を起こしてしまったとしても、教員だというだけで扱いが変わります。
ベテランの先生から、昔はこんなことなかった、と聞いたことがあるのも事実です。
今僕は教員ではありません。そのうち保護者にもなります。
しかし、両者とも、立場は違えど子どもの成長を願うのは同じです。
お互いを尊敬し、思いやりの念を持つのは必要なことです。
ただ、それが変な形で作用し、「過剰な」サービスを生んではないでしょうか。
そしてその「過剰な」サービスは緊張を生み、子どもたちに伝わってしまうと思います。
そうならないよう、まずは自分から。
教員だから、保護者だから、という立場からの目線ではなく、人として相互を思いやれるような行動を取りたいと思います。自分の感情や損得は、後回しにして…。
今年もあと352日になりました。(うるう年なので)
思い立ったら即行動!で頑張ります。