「苦労」って、してますか?
どうも、トレーナーです。
先日、2017年6月に受けた手術の、術後の定期検診に行ってきました。
結果は良好。
どこも悪いところがないということで、一安心です。
ブーストの原点になったというのもあるので、この定期検診を受ける度、色んなことを考えます。
今回は手術が終わり、退院し、初めのホームルームで生徒たちに話したことを思い出しました。
当時の僕は初めての全身麻酔の手術、切られるのは喉の付近、ということで、完全に気分は落ちていました。
何で自分が?このタイミングで?など、モヤモヤと考えていました。
しかし、あるとき、同病室から聞こえてきたおじいさん同士の会話。
~お前、何回切ったん?わし3回目や。
~まえは食道がんやってせっかく切ったのにまた別んとこやがい。
手術で摘出するのは良性の腫瘍で、しかも自分は健康体です。
その会話を聞いて、何か申し訳ない気持ちになったのを覚えています。
「苦労」ってしてますか?
苦労していると思ったことはありますか?
これは自分自身に向けて言いたいことなのですが、苦労していると思った段階で、まだまだなんだと思います。
あくまでも、自分の中でのこと。厳しい言い方だと甘えです。
病室での出来事のように、自分の他にどれだけ「苦労」している人たちがいることか。
それと比べて自分の苦労は「苦労」と呼んでいいのか、ということです。
苦労していると、自分で思った時点で、やれることはまだまだある。
甘えるな、自分!ってことです。
毎回色んなことを考えさせてくれるこの定期検診。
次は一年後。どんな自分が受けているかが楽しみです。